Q.NEON IVRと、Widefoneのオプション「内線IVR」とは何が違いますか?

Q.NEON IVRと、Widefoneのオプション「内線IVR」とは何が違いますか?

A

通話料金と発信者番号通知の仕様に違いがあります。

【通話料金】

・NEON IVR…IVRから既存の電話に取り次ぐ形となるため、取り次ぎ先の電話の種別(固定電話/無料通話対象外の他社IP電話、携帯電話)に応じた通話料金が発生します。

・Widefoneのオプション「内線IVR」…クラウドPBX上で内線通話を用いて着信を目的の端末に取り次ぎますので、基本的な着信取り次ぎにおいては外線転送が発生せず、IVR番号から内線端末までの通話料金も、もちろん不要です。


【発信者番号通知】

・NEON IVR…外線からの着信を外線電話網経由で外部端末に転送しますので、着信時に通知されるのは発信元の電話番号ではなく、NEON IVRのご契約電話番号となります。
NEON IVR管理画面の「応答履歴」には「発信元番号」が記録されていますので、後から発信元電話番号を確認することは可能です。

・Widefoneのオプション「内線IVR」…外線からの着信を外部に転送せず、内線網経由で内線端末に取り次ぎますので、内線端末にも発信元の電話番号がそのまま表示されます。
「外線着信転送(オプション)」を設定していて、かつ転送先を外部端末としている場合は、NEON IVR同様、対象の端末には発信元の電話番号ではなく、IVR電話番号が表示されます。


※Widefoneのオプション「内線IVR」をお使いいただくには、クラウド電話Widefoneの契約(端末内線2契約以上)が前提となるほか、NEON IVRで基本機能となっている外線への取り次ぎを行うには、別途Widefoneに「外線着信転送(オプション)」を追加する必要があります。

Widefoneでは内線通話はもちろん、050 IP電話の採用により、外線通話でも社内や無料対象の番号に掛ける場合、通話料が発生しません。通話アプリの利用により、私物スマホで会社の電話を発着信することもできます。

IVRのためにWidefoneを導入することは、普段お使いの電話をWidefoneに乗り換えていただくことを意味しますが、IVRを通す・通さないにかかわらず、日常的な通話業務で発生する通話料や毎月の固定料金を含めた電話の全体的な維持費を考慮しても、Widefoneにオプション「内線IVR」を組み合わせる方が、既存の電話にNEON IVRを組み合わせるよりも、安上がりとなるケースもあります。